【フィールドノート】謎の多いキノコ探し

産の森学舎でのキノコ探しのしぜん授業。
野島智司(マイマイ計画) 2024.07.22
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キノコのことはよくわからない。でも、なぜだか妙に強い魅力を感じる。

まず、キノコの種の識別はとても難しい。見ただけで「これは○○」とわかることはほとんどないし、ある程度わかったとしても、確信できることはまずない。
ましてや毒キノコが怖いので、食べることはしない。

それから、いつどこにどんなキノコが生えているかもわからない。
毎年同じ場所に同じキノコがあるとも限らないし、それまでたくさんあったと思っていたキノコがすっかりなくなっていたり、今まで何もなかったところにある日突然大きなキノコが生えていたりすることがある。

そんなわけで、キノコをテーマにすると、どうなるか予測できない。
だから、キノコは授業に向いていない…というわけではない。

むしろキノコは経験上、子どもたちに圧倒的な魅力があり、集中力も持続する
そのため、しぜん授業ではしばしばキノコ探しを実施している。

いかにもカッコいいトカゲやカニならいざしらず、動きのないキノコがどうして魅力を感じさせるのか、不思議なものである。

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