【フィールドノート】新学期はじまりました
長期の休みを挟むと、自然の変化を感じやすい。
9月から新学期がはじまり、産の森学舎でもテトコトでも「しぜん授業」を再開。
まだ残暑が厳しく、私も病後で体力が弱っているので熱中症に気をつけつつ、授業を実施している。
笹舟ならぬ、葦(ヨシ)舟
暑さは変わらず厳しくとも、生きものは少しずつ確かに移り変わっている。
咲いている花の種類も変化していて、それに伴い虫の姿も変化している。
今はクズの花が真っ盛り。小さなウラギンシジミの幼虫もいる。
クズの花
オオスカシバの幼虫は、クチナシの木であいかわらず育っているようだ。
オオスカシバの幼虫
産の森学舎周辺ではレンコン畑でオタマジャクシの姿を見なくなり、加茂川では小さな稚エビがたくさん見つかるようになった。
レンコン畑ではひさしぶりにミズカマキリを見た。
ミズカマキリ
ビオトープでは夏前からアカハライモリの幼生が育ち続けている。
ところで、原稿仕事や高校・大学の非常勤講師仕事では、どうしても室内作業が中心になる。
キノコの種類はよくわからないけど、ダイダイガサ??
だから、私自身も野外でのしぜん授業を通して、多くの変化に気づく。
同じ場所で定期的で観察することで初めてわかることも多い。
こうした活動は、自分が楽しむこと。驚くこと。感動すること。
それらのことが何より大事だと思っている。
今学期のしぜん授業、新たな試みもいろいろやってみようと思う。
これからもまた、楽しみである。
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