【レポート】「ゆめパのじかん」糸島上映会ご報告
2023年6月4日(日)に、小さな脱線研究所主催「『ゆめパのじかん』糸島上映会」を伊都文化会館(糸島市)多目的ルームで開催しました!
多くの方々のご協力に支えられて開催することができました。
ありがとうございました!
会場の様子。会場後方には子どもくつろぎスペースを設置しました。
今回上映した重江良樹監督『ゆめパのじかん』は、神奈川県川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク」(通称ゆめパ)を舞台にしたドキュメンタリー映画です。
映画では、学校に行っている子も行っていない子も、誰もが安心して自分らしく過ごせる居場所で育まれる、子どもたちのかけがえのない“時間”が描かれています。
かくいう私自身、小学校1年生の途中から学校に行かなくなり、「ゆめパ」のような場所こそありませんでしたが、山の中で遊びながら育ちました。
この映画を観ていると、そんな生活の中で感じていたこと、やがて大学に行こうと思うようになって思い悩んでいたことなど、さまざまなことを思い出したりしました。
上映中の会場の雰囲気
上映後は、感想をふせんに書いていただきました。
「ゆめパがほしい!」「どうして心のきんせんに触れるのだろう?じーんとしています。」
▼参加者アンケート回答より
「こどもたちの生き生きとした表情に自然と頬がほころびました。やりたいと思うことを自分たちで考えて実行に移し、その過程で悩んだり他者とぶつかったり試行錯誤する経験が今のこどもたちから奪われている気がしてて、そういう自分の中のモヤモヤを晴らしてくれた映画でした。このような機会をいただきありがとうございました!」
「子どもが自分で悩んでそこから道を自分で見つけられる。そこには、支援する大人はいるけど、決めることはしない関係が良いと思う」
「自分がやりたいことをやってる子の根気強さとクオリティの高さに圧倒されました。「迷ってていい」という言葉にちょっとホッとしながらも、果たして自分も子供もじっくり迷っている時間を持ててるのかなーと思いました。」
「割り箸のゴム鉄砲がすごく懐かしかった。自分でやって、判断して、失敗して、成長していく姿がめっちゃくちゃかっこよかった。あんなふうに生きれてみたら...」
「他に活動をされてる方のことも知れて、映画を見ておしまい。じゃなく、次に繋がりそうな雰囲気が良かったと思います。」
今回、未熟な私自身、自主上映会という1つの「やってみたい」ことを、多くの人の支えによって実現することができました。おかげで、たくさんのことを学びました。
個人的な反省点を数え上げればきりがありません。
けれど、気づけば想像以上の素敵な場ができていました。
みんなでつくる上映会だったからこそ、それが実現できたと感じています。
感謝を忘れず、また、自分のことも忘れずにほめておこうと思います!
今年の9月23日には、別団体主催ですが、また糸島市内で「ゆめパのじかん」の上映会とゆめパの西野さんのお話し会が計画されています。
今回見逃した方はもちろん、もう一度観たい方も、西野さんの話を聞きたいという方も、ぜひ予定をチェックして、さらに周りの方を巻き込んでもらえたらと思います。
そして、今回の上映会はたくさんの方にご協力いただきました。
▼当日ご協力いただいた外部スタッフのみなさま(個人名は五十音順・敬称略)
井上佳代
浦川綾子(SAZANAMi~コーヒー焙煎所兼ショップ~)
大松くみこ(NPO法人産の森学舎、みつばちおうちえん)
大松珠
萱野美和
岸上知子(糸島ヨガハウス KULA)
坂本強美(ノドカフェ)
櫻木浩子(糸島子どもにやさしいまち・子どもの権利研究会)
篠原光哉
杉田聖子(自主保育 おひさま遊ぼう会)
山本智恵子
吉川貴子(糸島子どもにやさしいまち・子どもの権利研究会)
いとのわ〜放課後のあそび場
NPO法人産の森学舎 中学部有志
このほか、ここには紹介しきれませんでしたが、事前準備にご協力いただいた方々も多くいます。ご寄付をくださった方もいます。
さらには、会場の空気は、会場にいたすべてのみなさんによってつくられたものです。
あらためまして、心から御礼申し上げます。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。
またいずれ、こんな場づくりをやりたいなぁー。
そしていつかまた、「ゆめパ」のような、こうもりあそびばのような、日常的な場を実現したいものです。
▼当日の感想ふせん
1回目の模造紙(左上)
1回目の模造紙(左下)
1回目の模造紙(右上)
1回目の模造紙(右下)
2回目の模造紙(左上)
2回目の模造紙(左下)
2回目の模造紙(右上)
2回目の模造紙(右下)
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