【お知らせとエッセイ】ラジオ出演情報ほか

不思議な夢/ラジオに出演します。/JBpress「著者に聞く」インタビュー/三ツ矢青空たすき連載エッセイ第5回/やさしくふれるということ/カエルはさわるとやけどする?/「加茂川の水生昆虫をさがそう」楽しかった!
野島智司 2025.08.04
誰でも

不思議な夢

変な夢をみた。

私は小学生で、小学校の教室らしきところにいた。
その教室の後ろの方に、こどもの名前が3枚、短冊のように飾られていた。

なぜか夢の中では、それらの名前が、最近亡くなったこどもの名前ということになっていた。夢の中の私も知っている子のようだった。

ほどなく、胸が込み上げてきた。

ふりかえって教室にいるクラスメイトの方を見た。みんなが私を見ている。
私は、「……なんかわかんないけど、みんなだいすき!」と叫んだ。

そして、目が覚めた。
不思議な夢だったので、印象に残ってしまった。

個々の要素は最近の出来事や考えたこととバラバラに関係してそうなのだけれど、こうして一連の短いストーリーにされてしまうと、なんだか新たな意味を持ってしまう。夢っておもしろい。

ラジオ出演します。

そんな夢見る私が、来週8月10日(日)にラジオ番組にゲスト出演します。

BAYFMで毎週日曜20時から放送中の「THE FLINTSTONE」という番組。

「かたつむり見習い」として、DJの難波遥さんとお話ししました

生きものや地球環境をテーマにした番組で、これまでの放送もポッドキャストで長男と聴いて楽しんでいます。

ポッドキャストは本放送より1週遅れかな?
放送後1週間はRADIKOでも聴くことができるので、良かったらチェックしてみてください。

JBpress「著者に聞く」インタビュー

こちらはもう記事になっていますが、JBpressさんからも取材を受けました

下のYoutubeには動画も上がっています。
こちらでは緊張して顔が引きつっている私の姿も見ることができますよ。

三ツ矢青空たすき連載エッセイ第5回

さらにさらに、三ツ矢青空たすきのサイトでは毎月連載のエッセイも更新しています。

自然と色にまつわるあれこれ。

視覚の話にはふれていないけれど、色ってやっぱりおもしろいなぁと思う。

やさしくふれるということ

近所の子どもが遊びに来て、うちで飼育を始めて間もない、カナヘビの赤ちゃんにふれたらしい。
次にそのカナヘビを見たとき、その赤ちゃんは絶命していた。

発見した長男は、ショックを受けていた。

生きものにふれる経験が少ないと、やさしくふれるということがむずかしいのだろう。
故意ではないにしても、力加減がわからないのだと思う。

我が家では、次男も小さなころからダンゴムシやイモムシとふれあって、力加減やふれかたを自然に身に付けてきている。
だから、次男より年上の子が、そうした接触をしてしまうとは、長男もあまり予期していなかったのだろう。

やさしくふれるということは、経験なしに身に付けることが難しいことの一つなのかもしれない。

カエルはさわるとやけどする?

最近「人間の体温は高いから、カエルがやけどする」的な話も、よく耳にする。カエルに限らず、変温動物全般。

これも違和感がある。

すでに気温が37℃を超える日もあるのだし、人の体温程度なら、ちょっとふれたくらいではやけどしないだろう。

先述のような悲劇的な事態を防ぐための方便なのだろうけれど、「やけど」だと「ふれてはいけない」という説明につながる
これは、いきものとのふれあいを阻害する話法だと思っている。

最近はこどもがこの説明を受け入れてしまっているので、うちの子も含め、しばしば「さわると、やけどしちゃうよ」という説明をする。

確かに、カエルにしてもカタツムリにしても、皮膚が粘液で覆われていて、水分を奪わないようにしないといけなかったり、そもそも傷つきやすかったりするし、そもそも小さな生きものにはやさしくふれる必要があることは確かである。

なので、カエルやカタツムリに直接ふれたいときは、たとえば手を洗っておくとか、手を水でぬらしてからふれる、ということも大切だ。

もちろん、力加減も大事だし、短時間にとどめる時間感覚も大事。

そうしたことは、たとえ言葉で教えられたとしても、自分でやってみて身に付けることだと思う。

大切なのは、やさしいふれかたを経験すること、身に付けることであり、「ふれちゃダメ」だと伝えることではない。

私はそう思っている。

※よっぽど絶滅の危機にある生物とか、危険生物とか、感染症の危険が高い場合は例外。

「加茂川の水生昆虫をさがそう」楽しかった!

それはともかく、先日は産の森学舎さん主催のワークショップ。楽しかった。
参加してくださった方、ありがとうございました。

あんまり写真撮ってなかった。これはトビケラの一種の巣。

あんまり写真撮ってなかった。これはトビケラの一種の巣。

加茂川はとっても良い川。
いつまでも、大切な生きものたちが棲む川でありますように。

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