【備忘録】かっとばせオーバーワーク

やりたいけれどできていないことを忘れないようにするための記録
野島智司 2025.10.28
誰でも

今月から筑紫女学園大学での特別授業が始まった。

非常勤講師として毎年前学期に生涯学習概論を担当しているのだけど、今回の特別授業は「森を感じるフィールドワーク」という授業で、毎回キャンパス内の「筑女の森」を散策する内容。
実験的ながら、かなり自分のやりたいことをやらせてもらう感じの授業なので、楽しみである。

羽を閉じていてわかりづらいけど、筑女の森にいたアサギマダラ

羽を閉じていてわかりづらいけど、筑女の森にいたアサギマダラ

ところで、私はいつも、誰からも頼まれていないのにやりたいこと、作りたいものがいろいろある。
そうでなくとも最近はオーバーワークなようで、体調を崩したりしてしまっている。

なかなかそういう「不要不急なこと」に取り組めていない。

けれど、そういうやりたいことって大事だ。めっちゃ大事だ。
先の特別授業だって、そんなやりたいことの中の1つが展開したものとも言える。

そんな言い訳を前置きにしつつ、やりたいことはいろいろあるので、ちょっとメモ代わりにリストアップしておく。

『小さな脱線 第1巻』をつくる

これまでの第1号、第2号、第3号の内容を抜粋して合わせるとともに、再編集して、新しい内容も加えた「第1巻」を作りたい。

来年2月の「文学フリマ広島」も行きたいので、それまでに完成させたい。

『自由に学ぶためのZINE』をつくる

学ぶってどういうことなのか、それを捉え直すような、あるいは当たり前に思っていたことがわからなくなるような、そんな読み物を作りたい。

私は不安を感じにくいのだけど、こどもが「学校に行かない」そして「学力が遅れてしまう」ということに対する不安って、一般にとても強いんだなぁと感じることが多い。
その不安が少しでも軽減できるような読み物をつくりたい。

『文字ダジャレ絵本』をつくる

ZINEフェスや文学フリマでは、文字ダジャレのミニ本を作って販売しているのだけれど、これをもっとストーリーを持たせた内容にしたい。
そして、絵本にしたい。

『詩的自然散策カード』をつくる

カードを使って、ゲーム感覚で自然を楽しむツールのアイデアがある。
以前、試作版を作って、フリースクールでの授業でやってみたのだが、なかなか楽しかった。

これを筑女の特別授業でもやりたいし、もうちょっと使いやすくして、ZINEフェスなどで販売できるくらいのものにもしたい。

『ゲーム内自然観察会』をやる

意外に思われる人もいるかもしれないが、ゲームは嫌いじゃない。

子どものころはプログラミングをしてオリジナルゲームを作っていたし、兄のプレイするゲームをじーっと横で見ていた体験もあって、Youtubeのゲーム実況とかはときどき観てしまう。
実際に自分でプレイすることはないんだけど、最近のゲームは映像もきれいでストーリーも深かったりするので、案外見入ってしまう。

その中で、植物の描写などがけっこうしっかりしてるな、と思うゲームがあって、ゲーム内自然観察動画を作ったら楽しいんじゃないかと思うのだ。
もちろん、本物の自然に比べたらもどかしいものがあるのだけれど、だからこそ膨らむイメージや、現実の自然に興味を持つきっかけにできそうでもあるので、そういう話ができたらと思う。

『生きもの視点の包括的性教育』を考える

包括的性教育について体系的にきちんと学びたいというのは以前からあるのだけど、そこに自分の強みを加えるとしたら、「生きもの視点」だと思う。

これもしっかり考えたい。

そして、授業や、何らかの表現活動に結びつけたい。

***

とはいえ、特にこの10月はオーバーワーク(そもそもキャパシティも多くない)だった。

いや、過去形ではなくて、少なくとも11月前半までは続きそう。

ワークライフバランスは全人類にとって大事なもの。
これ以上体調を崩さないようにしつつ、もうひとふんばりしなくては。

まぁこれで、やりたいこと備忘録を書けたので、ともかく目の前のあれやこれやをがんばるぞー!(えいえいおー)

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