【レポート】出先で子どもに紛れて遊ぶ価値(「学び舎あとらぼ」にお邪魔しました)
あとらぼはサドベリー教育の理念をもとに、自由な学びを大切にしているということで、私もあえてノープランで子どもたちに紛れてきました。
生きものいるかな?
ファーブルミニで生きもの観察中。
川でエビやらザリガニやら何やらいろんな生きものをつかまえたり、観察したり、さらにはドッジボールに参加したり……。子どもたちも川に入り、なかには全身ずぶ濡れになって泳ぐ子もいました。
そこでは、思いのほかいろいろな生きものが見つかりました。大きなドンコもいれば、シマドジョウの一種も子どもたちがつかまえました。
ファーブルミニ(実体顕微鏡)での観察には、ふらっと公園に来た親子まで混ざってくれました。
本気ドッジボールに紛れ込む。ひさしぶり!
こうした、子どもたちが自由に過ごしている場にそっと紛れて自分も遊び、子どもたちを巻き込んでいくかたちは、私にとって理想的な状況だったりします。なんていうか、私も自然体で過ごせるし、それでいて自分が居ることの意味も感じ取れるというか。
(そんな過ごし方を快く理解し、受けいれてくださった、学び舎あとらぼのみなさま、ありがとうございました)
シマドジョウの一種発見!
帰り道。こういう過ごし方いいなぁ。幸せ感あるなぁ…と考えているときに、ふと思いました。「プレーカー」という移動式の遊び場のように、私もマイマイ計画オリジナルの移動式自然研究室を作りたいなぁ、と。
こちらの記事によれば、ドイツではプレーバスとも呼ばれるらしく、「森林教育や食育、サーカス遊びや水遊びなど多様なテーマで」、しかも遊びと教育とが曖昧なかたちで「移動式あそび場が開催」されているとのこと。うーん、いいなぁ。
いつでもどこでも、自然遊びをしたり、いきもの観察ができる、移動型こどもいきもの研究室。動く小さな脱線研究所。
各地のフリースクール、オルタナティブスクール、あるいは既存の学校校庭、保育園や幼稚園、公園や公民館、イベント会場などに移動して、いつでもどこでも自然の遊び・学び活動を展開する。それこそ、しぜんとしぜんにプロジェクトにも使えそうだ。
なるべくエコカーがいいなぁ。車体には黒板のペンキを塗っておいて、チョークで自由に描いて遊べて……。常設のこうもりあそびばをもう一度するのは難しいけれど、こういうかたちなら……。
そんな妄想がふくらむ日でした。
開催・参加予定のイベント
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12月16日(土) 発達心理学脱線ゼミ Vol.55@小さな脱線研究所
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オープンラボ(日程検討中)
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