【日記】あけました2024

2024年のおみくじについてなど。 ※のんきなことしか書いていません。
野島智司(マイマイ計画) 2024.01.03
誰でも

あけましたね。のじまさとしです。今年もよろしくお願いいたします。

元旦のおみくじは末吉でしたが、むしろ大吉よりも良いんじゃないかって思いました。

末吉ってこんなに良いもの? ただし、学問は「雑念多し全力を尽くせ」か。

末吉ってこんなに良いもの? ただし、学問は「雑念多し全力を尽くせ」か。

書いてあることが「世のため人のために尽くしなさい」だけだったら荷が重いのだけど、「楽しみの多い身となる」とも書かれているのが、とてもうれしい。

私は伊藤亜紗さんの言う「うつわ的利他」っていう概念が好きです。

相手のために何かをしているときであっても、自分で立てた計画に固執せず、常に相手が入り込めるような余白を持っていること。それは同時に、自分が変わる可能性としての余白でもあるでしょう。この何もない余白が利他であるとするならば、それはまさにさまざまな料理や品物をうけとめ、その可能性を引き出すうつわのようです。
伊藤亜紗編『「利他」とは何か』p.58より

そんなわけで、今年のテーマは…

わざわざ筆で書く文字でもない!

わざわざ筆で書く文字でもない!

自分の居場所をつくることが誰かのための居場所づくりでもあるように、自分が遊ぶことが誰かの遊びをひらくように、私は世のため人のため、利他的なマイペースを心がけたいなと思います。

2023年は『ゆめパのじかん』糸島上映会を開き、そして『小さな脱線 第2号』が出せたことが、個人的にはとても良かったです。さらには、博多阪急での展示、久留米でのワークショップと詩の展示、青空たすき、佐波いきもの調査隊の活動、『ずかん 根っこ』、毎回のオープンラボなど、数え上げればきりがありません。
いつも野島智司の相手をしてくださっているすべてのみなさま、本当にお世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。

そして、毎年「今年こそは…」と思っている、自著。
世のため人のために、押し付けがましくもなく、ある意味で「余白」のある本を、今年こそ書き終わる。そして、もっと。

本を書くため講師業をセーブしたいけど、そうでなくても我が家の経済が…という悩み。利他的マイペースで突っ切りたい。

本を書くため講師業をセーブしたいけど、そうでなくても我が家の経済が…という悩み。利他的マイペースで突っ切りたい。

さて、このニュースレター。読んでる人は少ないだろうと油断していたら、意外なところで読んだくださっている方がいるものですね。
ちらほらと「読んでますよー」と声をかけていただいたり、前回、小川たまかさんのことを書いたらご本人から反応があって、うれしい反面、身の引き締まる思いです。

小川たまかさんは、初めて本を出版したときにレビューを書いてくださって、それがきっかけでずっとフォローさせていただいて、刺激を受けております。ありがとうございます。
「母の友」(福音館書店)には、私の好きな人が何人も寄稿しているのですが、そのうちのひとりが小川さん。いつか私も「母の友」に参加したいぞ、というのが当面のモチベーション。

年賀状は省略してすみません。略儀ながら、これを新年のあいさつとさせてください。

年賀状は省略してすみません。略儀ながら、これを新年のあいさつとさせてください。

このニュースレターにも、書きたいことがいくつもあります。
積読本のようにたまっていくばかりなので、もうちょっとがんばります。

マイマイ計画、小さな脱線研究所、そして野島智司を、2024年もよろしくお願いいたします。

野島智司

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