【お知らせ】近況報告(オサガメ、オトキャンプ、こどもまなぶベース)
ここ最近、オサガメのことで頭がいっぱいでした。
というのも、いつもお世話になっているフリースクール「産の森学舎」近くの海岸に、オサガメ(死骸)が漂着したのです。
漂着したオサガメ(仰向けの状態)
オサガメは現存する爬虫類では世界最大級。(漂着したのはまだ成長途上)
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧IA類に指定されている貴重なウミガメです。気候変動や海洋汚染の影響も受けやすい生きものです。
ほかのウミガメが漂着しても普通にびっくりなのに、オサガメが漂着していると連絡をいただいたときは驚きました。
翌日朝には専門家や学生が集まり、調査・解剖が行われました。
私も見に行くことができましたが、最後まで現場を共有できなかったのが心残り。
個人としてはとても悔しいのだけれど、一方で、産の森学舎の子どもたちがしっかり観察していたことがうれしくもありました。(テトコトの子どもたちも見に行ったとのことでした)
漂着場所近くの砂浜
自然について、私よりも私の関わってきた子どもたちの知っていることのほうが多くなって、私の体験したことのないことをどんどん体験していく。
そうだとしたら、とてもとても価値のあることです。
そして、もし子どもたちに身に付いているものが、自然に関する知識というより、姿勢や感性なのだとしたら、ここでフィールドワークをしてきて良かったなぁという思いです。
(それも私個人の成果ではなく、子どもたちのもともと持っていたものであり、またそれを支えてきた多くのおとなたちによるものですが)
ところで、だいぶ時間がたってしまいましたが、11月3日(日)はOTOCAMP(オトキャンプ)でモンスターカスタネットづくりを実施しました!
オトキャンプの会場の様子
……が、あいにくカスタネットの写真をちっとも撮っていませんでした。すみません。
みんな個性的でステキなモンスターカスタネットが誕生していたのですが……!
また、オトキャンプも楽しいイベントでした。
私もドラムを叩いたり、ギターを弾いたりして、即席バンドにも参加できて、うれしかったです。
ありがとうございました!
さらに、11月9日(土)は、九大伊都蔦屋書店のこどもまなぶベースで、身近な植物「ジュズダマ」で遊び学ぶ時間をつくりました。
ジュズダマという世界的に利用されている植物の生態や文化についてちょこっと触れつつ、ブレスレットづくりやマラカスづくりを楽しんでもらいました。
ジュズダマという植物
こどもまなぶベースは、いわゆるワークショップのように時間がはっきり区切られたものではなく、ゆるーい場です。
当日飛び入り参加してくださる方も多くて、とても楽しかったです。
ブレスレットとマラカス
楽しい時間でした! ありがとうございました!
さてさて、いろいろ報告をまとめてしまいました。
ちなみに、来週末は立て続けにイベントです。
11月23日(土)は、糸島子どもの権利ミニフォーラム2024「一日遊び場in糸島」に協力して、自然の工作コーナーをやっています。
また、11月24日(日)は、糸島市二丈交流体験広場の「みんなでつくるみんなのオーガニックマルシェ」に出店します。思いつきですが、「しぜんカフェ」みたいな場をつくれないかなぁと思案中。
あ、それから、マイマイ計画のサイトをリニューアルして、パソコンでもタブレットでもスマートフォンでも見やすくなるようにしました。よかったらご覧ください。
そして、遅くなりましたが、概ね自著の原稿が書き終わり、来年には単行本を出版できそうです。
続報をお待ちくださいませ。
ではではー。
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